映画『アメリ』のあらすじと、名作の世界を彩る2つの見どころ。

出典:https://www.hulu.jp/amelie

あらすじ

アメリ(2001)

原題:Le Fabuleux Destin d’Amélie Poulain(「アメリ・プーランの素晴らしい運命」

自分の殻の中で空想ばかりを膨らませるカフェ店員アメリ。ある日アパートの壁の裏から見つけた”箱”の持ち主を探し出し、他人を幸せにすることの喜びを見つける。一癖ならざる友人たちと関わる中で出会った、破れた証明写真を集める青年。彼との関係を通して、アメリの人生はある”運命”へと向かうーーー。

▼映画を見終えた人はこちらのレビューへどうぞ。

作品の評価

2001年 エディンバラ国際映画祭 観客賞受賞

2001年 セザール賞 作品賞、監督賞、音楽賞、美術賞受賞

2001年 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭 グランプリ受賞

2001年 アカデミー賞 外国語映画賞、美術賞、撮影賞、音響賞、脚本賞ノミネート

2001年 ゴールデングローブ賞 外国語映画部門ノミネート

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA

アメリの見どころ

個性豊かで偏屈なキャラクターたち。

主人公アメリを含め、個性溢れる登場人物たちは、この作品における欠かせない見所。記事末のキャストを見ていただいても分かるとおり、誰もがそれぞれはっきりとした”好き・嫌い”を持っていて、脇役として登場するキャラクターたちが作中を濃すぎるくらいに彩ります。それぞれキャラが立っているので、外国人を覚えるのが苦手な筆者も、不思議と抵抗なく観終えることができました。

そんな中でもアメリはひときわ変わった感性を持っていることが描かれ、感受性の豊かさと、風変わりな”好き”のあり方には、きっと心惹かれる視聴者も多いはず。側から見るとかわいそうな育ちのアメリが選ぶたくましい生き方、そして諜報員さながらのえげつない仕返しにも注目です。

ダークでファンタジーなアニメ的映像効果

ファンタジックでありながらどこかダークな雰囲気を帯びた、アニメのような映像効果にも注目。「待ちに待った待望に、”病弱”だったはずの心臓が高鳴る」「彼にうまくアプローチできなくて水のように崩れ落ちてしまう」そんな場面を文字通りの映像効果は、アニメーションを得意とするジュネ監督ならでは。(この時代のCGってバカにできない)

作中を通してくすんだフィルターのような映像が続きますが、登場人物の心持ちを空気感として表してくれます。この演出は、作中のセリフにも繋がっていくのでぜひ注目してみてください。

監督 ジャン=ピエール・ジュネ

CM/MV監督として知られ、81年にはアニメ作品『回転木馬(Le Manege)』でフランス版アカデミー賞とされるセザール短編アニメ賞にノミネート。『デリカテッサン』『ロスト・チルドレン』で同賞を連続授与される。

アメリ発表後の4年後、フランス映画界での人気に止まらず、『エイリアン4』のメガホンをとってアメリカ映画界への進出を果たした。ただ以降はフランス映画界に軸足を戻し、ジャン=リュック・ゴダールと並び2000年代のフランス映画シーンを牽引していく。

登場人物とキャスト

アメリ・プーランオドレイ・トトゥ(林原めぐみ)
アメリ(幼少期)フローラ・ガイエット(相田さやか)
ニノ・カンカンポワマチュー・カソヴィッツ(宮本充)
ニノ(幼少期)アモーリー・バブー
年老いた”ガラス男”
レイモン・デュファイエル
仏版:セルジュ・メルラン(小林恭治)
八百屋で働く片腕の青年
リュシアン
ジャメル・ドゥブーズ(根本泰彦)
大家さん
マドレーヌ・ウォラス
ヨランド・モロー(池田昌子)
カフェのママ
マダム・シュザンヌ
仏版:クレール・モーリエ(木村有里)
カフェの常連(ストーカー)
ジョゼフ
ドミニク・ピノン(内田直哉)
カフェ店員(元カノ)
ジーナ
仏版:クロティルド・モレ(定岡小百合)
カフェ店員(病気に詳しい)
ジョルジェット
仏版:イザベル・ナンティ(銀粉蝶)
カフェの常連(小説家)
イポリト
仏版:アルチュス・ド・パンゲルン(原康義)
八百屋の店主
コリニョン
仏版:ユルバン・カンセリエ(稲葉実)
箱の持ち主(本物)
ドミニク・ブルトドー
仏版:モーリス・ベニシュー(茶風林)
ブルトドー(少年期)ケビン・フェルナンデス
父 ラファエル・プーラン仏版:リュファス(池田勝)
母 アマンディーヌ・プーラン仏版:ロレーラ・クラヴォッタ(さとうあい)
ポルノショップの店員
エヴァ
クロード・ペロン
CA フィロメーヌ仏版:アルメール
ナレーションアンドレ・デュソリエ(野沢那智)
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